お出かけの前に少し時間があったので、がぜさまと遊ぼう。お出かけの準備を終えた(本人は着せてもらうだけの)がぜさまと。
このドレスとカチューシャの、淡い甘いブルーの色味の組み合わせもまた最高にかわいくてお気に入りです。濃紺ブルーの深さもあいまって。
ドレスとカチューシャ、アクセサリーの組み合わせを考えるのも楽しいひととき。ガゼル様のクローゼットは幸せで満ちています。

ぬいぐるみたちとともに棲むガゼル様の森
がぜさまのお喋りがイマイチ何言ってんのかわけわかんないのは、あれは寝言だからなんじゃないかな。いつだって半分は夢の中にいる。
わけわかんないくらいがちょうどいい。くすぐったいガゼるい声の響きがいい。
自分は強い凄いカッコイイと揺るぎなく誇り高く、かわいいお鼻もツンと高く、唯一無二のいつ何時も最強の「わたしはガゼル」の呪文をもつガゼル様は自信満々のがぜまん。

触れた頬から通じて融けて
ぬいぐるみに頬擦り。なんて、微笑ましく眺めていたらそのまま吸収して一体化しそうな気配。
森から生まれたガゼル様が、森のものを糧にして、そしてまた森が生い茂る。
だから、ガゼル様は森の雨露と胞子と雪とあの石とで精製された結晶だという説。森の奥に居る妖精か、エイリアンか、誰かの空想か。
ガゼル様は何も知らないような顔をしている(実際何も知らなさそう)。

木洩れ日で光合成
がぜさまと初めて会った日を覚えていない晴矢少年。いつの間にか人生に根を張られてしまった。
ど~しよ~もないことでじゃれあいの言い合いになって「何年一緒にいると思ってんだ」的なことを口走ってしまったとしても。
「わからないよ」
「そっか。俺も」
で、めでたしめでたし。

この目だよ
がぜさまがいくら訳わからんことをお喋りしてても「ウケる」「まじか」「ほ~ん」のローテーションで上手くやる晴矢。
今日一日何があったか、何を見たか、思いつくままの報告の合いの手に「やったじゃん」もある。

発光体であることを自身で知ることはなく
もし万が一、億が一、もしかしたらの例え話。
がぜさまに思春期ニキビがぽちっとしたら。晴矢からど~しよってLINEされたクララが血相変えてオロナインとチョコラBBピュアと柑橘類を買ってきて、おいたわしやと涙目でぬりぬり…。
クララのイメージは、ブラックラグーンのロベルタが近い。サンタ・ガゼルの名に誓い。
なぐはるからしてみればクララは敵じゃない、敵に回しちゃいけない、味方でもない、仲間。