ガゼル様は自分のどんな寝言でも起きなさそう。どんな寝相でも。
ベッドから落ちたらさすがに起き、落ちるのだろうか。たっぷりの枕とぬいぐるみとクッションに埋もれて守られて眠るのだろうから、すやすやぐっすりねむねむり。
晴矢は自分の寝言で起きるタイプだろうな。がぜさまの足が乗っかったくらいじゃ起きなさそうだけれど。
寝言だって、あい変わらず訳のわからないことをぽつぽつ楽しそうに。
あのガゼるい声が耳を撫でるような、くすぐったい寝言はどうしたって眠気の沼にまどろみ落ちる。眠りの中へ手招く声。
それは本人も同じこと。眠っているのか起きているのか、同じようなもの。
お気に入りのぬいぐるみたちに埋もれて眠る姿が芸術点高い。
寝ているうちにずるずる枕の下に沈む寝相に芸術点加点。
その白さも、瞳のガゼルブルーも、寝床を照らす発光体。
「ボークスニュース vol.77」を読みました。2018年の春の京都ドルパの限定としてお披露目されたSDMidi姿のキラと眠ナナ、少しだけ小さなサイズになった初期子ふたりが並ぶ姿に、初期子ヘッドの魅力をしみじみ。
眠り目の白肌初期子ヘッドである「眠ウナ」が大好きです。
うとうと、まどろむ目蓋と仄かに開く唇の瞬間、そのまま目覚めて何か言ってくれそうな気もするけれど、まだ眠り続ける表情おねむねむ。
この造形も、このデフォルトメイクも大好きです。
青いまつげと白いまつげを増毛してみた眠り目の風介、ウ~介。
たしか、お迎えした時そのままデフォルトの状態(SDGr夢天使ウナ眠)でもうすでに2枚か3枚かまつげが重ね貼りされていたような気がします。ヘッドの蓋を開けて驚いた記憶が。
ガゼル様のまつげは、フルチョ時にオーダーした外貼りのブラウンまつげと、里の工房で増毛していただいたアイボリーまつげと、自力で増毛したミルクホワイトまつげの3枚貼り。
白く波打つようなまつげ、ツンとおすましの鼻、まろやかな頬、小生意気な唇、華奢な顎。すべてがガゼるなる。
がぜさまと風介、ぽわぽわと柔らかく発光する森の胞子に寝顔を照らされながら、今日も寝床ですやすや健やかに。
どちらから芽生えたのかもわからない、どちらが実体かもわからない、ふたつでひとつの綿毛の夢。