ぶなさんと一緒に和室のスタジオで和装な撮影会をしました。
お着物で撮影会しよう!と盛り上がり、ふたりでそれっぽいところを探してみたら、早朝の予約枠だと豪華絢爛な和室まるごと貸切利用できる撮影スタジオを発見。
思いきって気合いを入れて、さっそくその早朝枠で予約完了。
ぶなさん、毎度お付き合いいただきありがとうございます!
ぶなさんの冬嗣さん(SD17土方歳三ヘッド×海外ボディ)と、陽人さん(里ワンオフトニー×SD17ボディ)とご一緒に。
「和」をテーマに撮るぞ!と集まった回ですが、自然とお互い「軍服」と「和装」の組み合わせで揃えてきたところにさすが我々のチームワークを感じる。趣味に走り過ぎたアレです。100万回読んだアレ。
早朝スタジオ入りから、まず控え室でのこと。
ぶなさんと2人がかりで、ぶなさんの冬嗣さんの腕の件(ゴム引きが無く、手元にあるものでなんとかしようとした)も良い思い出です。
ふたりっきりの貸し切りということで、思う存分に撮影することができました。備品の照明器具を設置してみたりして。小道具類も非常に凝っていて、セッティングが楽しい!
この光景を拝むことができて、写真に収めることができた幸せ。ありがたや…。
ぶなさんとお互いの趣味嗜好について語らいながらの撮影はとても楽しく、有意義なひととき。ある種の異文化交流です。
絶対零度の「ガゼル様」ではあるが、着物姿で完全に和の世界にいるときは「風介」と呼ぶのが相応しいのだろうか。
「風介」って、すごく良い名前。
「ふ・う・す・け」って、はじめの三文字の母音が「ウ」で抜ける感じが、音の流れがとても風介らしい良い名前。
「晴矢」の名前もすごく良い。
「南の雲、晴れるに弓矢の矢」って名前の書き方を説明していただきたい。名は体を表す。
着物の裾が広がる感じ、そこから見える襦袢、ずっと眺めていたいこの光景。
深い朱色と藍と鈍色が織り成す、この着物には果てしない浪漫が詰まっています。混沌の夢が映した色合い。
このお気に入りの一枚に合わせて、ドールイベント会場でご縁があった着物作家さまにちょうどぴったり合う襦袢を仕立てていただきました。様々なご縁が重なったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
少年用のお着物でありながら、振袖というのも最高です。
調べてみたら、ある時代(時期)には「男女ともに少年期に振袖を着ていた」説もあるようで。着物の奥深さに感動するばかり。胸に沁み入る浪漫がある。500万回読んだ。
「南雲の坊っちゃんはあれにご執心で」
なんて、巷で囁かれたりするとか、しないとか。
解釈の自由がゆえ。読み取るのは十人十色。
すべてはご想像にお任せのままに。
スタジオ室内に淑やかな桜の木が佇んでいたり、鮮やかな番傘があったり。どこをとっても、とても楽しいスタジオでした。
またいつか、機会があったらぜひ遊びに来たいです。
ぶなさん、いつも遊んでいただいて、今回も撮影会ありがとうございます。また次の機会もよろしくお願いします。
早朝撮影会のあと、ぶなさんは別の用事があるとのことでこの日は解散。
吉祥寺のほうに行ってみたいところがあったので、この「和」の余韻を胸いっぱいに、そちらへ足を運んだのでした──・・・。