お食事というものは、晴矢にふぅふぅ冷ましてもらってから始まるものだと思ってないか。
電子レンジの中身取り出し忘れの音にヘソを曲げるすずのふ~すけ(もしかしたらの10年後の世界線)
なぐはるにぶーぶー言ってみるも、「あれお前の晩飯だから」って。
「お前が取りに行くまであいつはお前を呼び続けるぞ」なんて話を噛み砕いて諭されたとしても、「なんだ、はるやみたいだね」なんて言うからはぐはるも「おれ絶対行かない」って、無限ループ。
結局は根負けしたなぐはるが取りに行く未来が見える、10年後の暮らし。
ガゼル様はみかんの食べ方を知っているのかな。みかんの皮をむくってことを知っているのかな。知らないだろうな。
みかんが食べられるかたちになるのを待っているだけ。晴矢がすっかりきれいに皮をむいたみかんをただただ食べるだけ。
みかんの皮で、爪や指が黄色くなるのも知らないんだね。
そういうものだと思ってる。
乳白色のエターナル乳歯をもつオープンマウス、食べたいものを食べたい時に食べて光合成して、ガゼル様は咲くのだろうな。甘い水の方へ。
歩いた跡に落ちているのは花の欠片、森の胞子、星の砂。その正体は晴矢だけが知っている、かもしれない。本人はどうだか。
今日もミルクを飲んで眠るだけ。蜂蜜を少しだけ溶かしてもらった、温かな一杯を。

「こいつだから」が全ての理由になる
ガゼル様が晴矢の好みどツボどハマりなすがたかたちであるのは、それは晴矢のためでもあって、自分のためでもあるんだなぁ(哲学)
なんというか、箱入り感。どこかで大切にされるためのすがたかたちをしているガゼル様。つまり、風介。
ガゼル様、もとい、風介。
「ふうすけ」という名前の響きからして、あの性格からして、大切に大切に、箱入りで甘やかされて生きてきた感じが滲みでてる。そういうの顔に出てる。
晴矢って、ガゼル様にお友だちができるのを楽しんでそう。
で、ガゼル様の口から「今日は何があった」とか「何を話した」とかを聞くの好きそう。ガゼル様に友達がいることを実は一番近い距離から客観的に見て楽しむ感じ。
晩ごはんの時や、寝る前に。今日は友達と何をしたのか、どんな話をしたのかを聞くのが楽しみだったりして。

目と目が合うガゼアイズ(晴矢に効果抜群)
ガゼル様は一生「晴矢はわたしがいないとダメなんだな」というスタンスで生きてる。
それなりに大人になった晴矢は「勝手に言ってろ」ってそれ否定してないやつ。