気まぐれに黒にも白にも映るねこ。
白にも黒にも、赤にも青にも。
「きみの見える色にね」
透明な結晶はオーロラ色を映し、「わたしはガゼル」の魔法がある限り、それはイコール純然たるガゼル様であるのだと。
ドールショウ会場にてご縁があったドレスが届きまして、さっそく開封してガゼル様にお召しいただきました。
大好きな作家さまの新作です。
すてきな作品とご縁があり、こうして着せてあげることができて嬉しいです。末永く大切に、愛用します。ありがとうございます。
また一着、宝もののドレスがガゼル様のクローゼットに。
黒を基調とされたドレスにあわせて、前にご縁があった黒毛のねこみみカチューシャとコーディネートしてみました。
黒猫ガゼル様がつややかな毛並みの細長い尻尾をしなやかにご機嫌に揺らしながら歩く姿が目に浮かぶような気がします。たっぷりのレースの隙間からしっぽがちらゆらにゃん。
黒地のギンガムチェックの生地をベースに、様々な種類の黒色のレースの折り重なりが描く模様の美しさ。
黒に映える、ところどころにちりばめられた赤い花の刺繍のアクセント。
とくに胸元の赤い花は手縫いのリボン刺繍とのことで、作家さまの手によるひとつひとつ繊細で丁寧な縫製技術にうっとり見惚れて感動するばかりです。
全円に広がるドレスの裾のかたち、スリットからちらりと見える黒のチュールとボトムスもかわいくて、どこからどうみても全身全霊でかわいいと夢中になっています。
襟元の花開くような黒のレースから白肌のデコルテがというのも堪らないです。ウエストリボンも好き、ここ好き、そこ好き、ぜんぶ好き…!
黒のドレスに、赤い花のアクセント。ヘッドドレスは青のリボンを結んで、その身体はきらめく青に満ちている。この色が重なり合う銀河の瞬き、宇宙が見える。
この眼がしみじみガゼるいおめめ。
ガゼル様になったり、ふとした瞬間に風介の片鱗をみせてくれる眼。
ほんのすこしツンと小生意気な雰囲気を宿すのかと思いきや、つぶらにまるまるくりくりにも。表情豊かな猫の眼差し。
吸い込まれそうな眼とは言うけれど、自身こそが透けてしまいそうな、限りなく透明に近いガゼルブルーの色味を見て晴矢は安心するんだろうな。
その奥底も限りなく透明に近い。触れられるのか、実体を掴めるのかさえも、ガゼル様のみぞ知る(知らない)。
ゆっくりのっそり振り向いていただきたい。
ガゼル様(SD-F-05番ヘッド)のもつ輪郭といいおめめ、鼻のバランス、うずうずのオープンマウスな唇、その時々で気まぐれに表情豊かで魅力的なヘッドだと思います。大好きです。
6月9日のドールショウのあと、鹿の子さんと一緒に会場からスカイツリーまで歩いてみたこともあの日の思い出のひとつ。
お気に入りのお蕎麦屋さんにもまた行くことができて、ふたりでイベントの余韻を胸いっぱいに味わったお蕎麦と浅草の空気はただただとにかく最高でした。
ありがたいくじ運にも恵まれて、ご縁があったドレスでお揃いでまた遊ぶ日を楽しみにしています。
ドルショ会場の台東館から、地図を見ず、そこに見えるスカイツリーを目印にして墨田川沿いを歩いたり、寄り道したり。久しぶりにジャングルジム的なものによじ登った気がします。すご~く楽しかった…。
勘を頼りにゆく浅草さんぽみち。
ドールショウで毎回恒例のチキチキ入場整理券くじ引きの時、幼馴染のNちゃん(鬼道さん推し)とぶなさんも一緒に階段を上って、みんなで励まし合ったことも忘れません。みんなが心強い。いつもありがとう。
またいつか4人揃って遊ぶ機会もぜひ。
ガゼル様のおくるみを新調しました。
ふらっと立ち寄ったジェラピケで発見したちょうどいい大きさのもの(おそらくひざ掛けなのかな)で、二つ折りにして厚みもいい感じ。肌触りもとても良いのでお気に入りです。
ベビーブルーのもふほわコットンキャンディでお包みいたしましょう…。