ガゼル様のヘッド、SD-F-05番ヘッド。お鼻の造形も大好きです。
つるんと、すっと、透き通るように滑らかな鼻筋が描く、ツンと高い鼻。つくりのいい大きさ。おすましさんの鼻。
唇も最高にガゼルい。
そんな唇と顎で何を召しあがるのか不思議な気がするけど、案外わりと食欲のままに生きてそうな。
統べるガゼル様があんまりにも透明なものだから、落っこちて割れてしまわないように支えていたいとダイヤモンドダストの皆の胸に。
割れてしまわないよう支えになるのがダイヤモンドダストだとしたら、割れてしまわないよう見ているのが晴矢なんだろうな。
どちらも必要。ガゼル様がガゼル様であるために。
晴矢が言う「見てる」は「自分の目の届くところに置いておく」ということで、逆もまた然り。
「あいつの目の届くところに居る」というのもあるあるあるある。なぐはるあるある。
園の仲間と久しぶりに会った時にでも、ふと「最近ガゼル様どう?」なんて訊かれたりして。
「うん、まぁ、見てっから」と。
軽やかに返事していただきたいねなぐもぐはるやに。
じゅわっとブルーが染みるようなこのグラスアイがお気に入りです。
潤むガゼルブルーの虹彩に馴染む青の瞳孔。虹彩の輪郭が仄かな滲みのようにも見えて、瑞々しい。
このグラスアイは思い入れも深いもので、ディーラーさんを知った経緯や、委託品コーナーでガゼル様のフルチョを担当してくださったスタッフさんが一緒に探してくださったことなどなど。
晴矢の金の猫眼も同じく『ねこひげ工房』さま作のグラスアイで揃えることができたのも嬉しいです。はるめめ。
大切なガゼル様のおめめとして末永く愛用します。がぜめめ。
ふっわふわもっちもちまっしろの食パンを晴矢が買ってきて、がぜさまのお皿にのせたらば。
「枕…」
とだけ呟いて二度寝される、春の朝食時。
桜の花の、薄白色とモコモコに咲くフォルムにガゼル様の面影を重ねる。春風にのせてちらちらと流れる小さな花びらはガゼル様の鱗なのかもしれない。